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レポート17 福島・高湯温泉旅行記 〜2007年02月02日金曜日〜2007年02月03日土曜日〜 |
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今年第一弾のレポートは福島旅行です。 また福島かいっ! て……、結構手ごろな距離なんですもの。福島は広いんだぞぅ。 今回は福島市方面という計画で、雪見温泉が目的でした。 さて、旅行当日。 朝7時ちょい前に東京駅に到着です。 ここで軽く朝食をとり、それから新幹線に乗ろうというまぁいつもどおりのプランなのです。 さぁ、喫茶に……と、靴紐がほどけた。 軽く直してから、前も入ったことのある駅構内の喫茶でモーニングを食べ、のんびりしたところで新幹線の改札へ向かいます。 まだ少し時間があったので、途中コンビニを覗きながらフラフラ……。 ――と、また靴紐がほどけた。 ピタコンピタコンと音を立てながら歩く自分。 ウーン、いいや、あとでしっかりと結び直そう。 と話しながら改札に向かって歩いていく私たち。 しかしまぁ、東京駅って広くて、いまいちわかりにくいんですよね……。 他にもいい喫茶とかないのかなぁ……。 なんて、キョロキョロしながらテクテク歩いて遠回り。 平日朝の東京駅はサラリーマンやOLさんがたくさんですねー。 「おはようございますー」 なんて挨拶の声も近くで聞こえてくるわけです。 「おはようございますー」 うんうん、朝の挨拶は大事だよねぇ。 「おはようございますー、あのー、靴紐がほどけてますよ」 うお?! 私ですか? 挨拶されてたのは! あぁ、わざわざすみません、気づいていたんです……、でも面倒で……。 「あ、すみません、気づいてます……、あとで直そうかと……」 と、思う言葉と言う言葉を微妙に変えながら、やや下向き加減に答えると、パタンと縦に開かれた手帳。 黒い手帳の下のほうには、金色の大きな装飾が。 ぬお、鉄道警察の人だ!! 「私こういうもので……、すみませんね、気になって気になって……」 怪しい者じゃないですーて、証で見せてくれたようです。 まぁ、目の前歩いている人の靴紐がピタコンピタコンいってたら確かに気になるかもしれないです……。 「ところで……」 最後に質問らしいです。 「外国の方ですか?」 What?! 「へ? いえ、日本人ですけど……」 「あ、そうですか……それでは失礼します」 …………。 な、何故に? 私たち何人ですか?! 同行者パーマかけてたけど……、いや、ソレは関係ないでしょう。 そんなに挙動不審だったか私らのキョロキョロ歩きは〜!! 気を取り直して。 改札を抜けホームに向かいます。 乗るのは8時20分発のやまびこ。 今回は電車と宿のプランで事前支払いをしていたので、この時にいつもと少し違うことに気づきました。 うわー、グリーンなマークのついた車両じゃないのー。 さり気に生まれてはじめてかもしれんですね、グリーン車乗るのは。 普段はほら……ちょい贅沢しても指定席で十分……。 足元広いんですね〜。 頭のとこ枕みたいのついてるんですね〜。 ゆったりでしたわ〜。 ……しかし。 電車は進むも、雪はなく。 本当に雪見温泉になるのか、暖冬に不安がよぎってしまう私たち。 郡山駅では雪が降っていましたが……、積もっている気配はなく……。 福島駅に近づくにつれ、田畑の一部分や屋根の上がやんわりと雪化粧されてるなぁという程度にはなりました。 やっぱり不安……。平気かしら、雪見温泉……。 さて、福島駅に到着すると、そのまま休むことなく東北線に乗り換えて、向かったのは安達駅。 うわー、なんもねぇ。 ポツンと佇む駅から少し歩くと、スーパーもコンビニも病院もありましたが……。 目的地までの地図は、看板で駅前にあっただけ。 観光地というなら、隣駅の二本松駅だからなぁー。住民向けの駅て感じですね。 ちらちらと雪の舞う中歩くこと……20分弱だったか? ふらふら歩いていたので正式な時間は不明ですが、たどり着いたのは千恵子記念館。 「智恵子抄」で有名なあの智恵子さんの生家と油絵(1点)に切り絵が展示されています。 私が本を読んだのは10年以上前なので意味も半分だったので、また、近いうちに読みたいなぁと思わされました。
見学者が自分たちしかいない静かな記念館の裏側には、公園が広がっています。 せっかくなので……と思ったものの、時間も少しかかりそうだったのでそのまま二本松駅にバスで向かおうか……と……。思ったものの。 2時間の1本のバス、30分近く待つのも寒いし、歩いていくには遠そうで。 ちょうど来た反対方面のバスに乗り、安達駅へと帰ることにしました。 電車は〜。 しばらくこない。 1〜2時間に1本。 うぅ、大変だぁ。 宿のお迎えバスのために、この電車に乗らないと間に合わないってところまでは調べていたのですが……、他の電車まで調べていませんでした。トホホ。 んでもまぁ、待合室は暖房が効いていて暖かかったので、缶紅茶を飲みながらのんびりと待つことに。 ぼーっと待っていると、後から来た人が携帯で話したり、駅員さんに尋ねている人がいたり。その土地の言葉っていいですねぇ。 東北の言葉ってやっこいですよね〜。なんとなく。 自分が方言しらないせいか、訛った言葉てなんか好き。 さて、お昼は福島にて適当に蕎麦。 また夜食べ過ぎるといかんので、消化に良いものを……ということで。 あとは明日のことを調べる為に観光案内所でいろいろ紙を収集してみたり、地元のスーパー覗いてみたり、地面の一部に残っている雪を踏んづけてみたり。 迎えの15時30分、宿へと出発〜。 ここからの道のりは3、40分。 駅そばの繁華街を抜けると静かな住宅街。 車移動が多いためか、歩道には踏まれていない雪もチラホラみえました。 やがて、前方に山が近づいてきて、気がつけばその山に。 山道に入るとほぼ同時に、景色がガラリとかわりました。 よかったー♪ 雪あるよ雪〜。 期待の程には遠いものの、今年の暖冬具合を考えれば満足の雪。 白い道をくねくね進む〜♪ どこまで行くかわからないけど〜、ぐねぐね進む〜……――と。 前方にて渋滞。間もなく停車をせざる終えない状況に。 こんな山道の途中で……? なんて思いもしましたが。まあ止まったものは仕方がないと、窓から見える景色を撮影したり、記念写真撮るおばちゃん(同乗者)をみたりしてすごしていました。 間もなく原因が判明。 雪で乗用車が一台動けなくなっているらしい……とのことでした。 温泉宿泊の方かしら……? この先には温泉と、冬季閉鎖中の道路があるぐらいだと……簡易地図見て思っていたので、たぶんそう。 結局しばらく待ったところで、動けない車を横に動かしたのか、少しずつ追い越しながらの再出発となりました。 しばし進むと到着するは本日の宿泊地。 奥にも他の宿があるらしかったけど、ぱっと見さっぱり見えなかったよ……。ちょっと離れているのかしら。 宿のロビーは4階で、私たちの部屋も4階でした。 4階には大浴場があり、1階に露天風呂がある造りです。 まずはお部屋に案内され、そんなお風呂の案内。 「ですが……、1階と露天風呂なのですが、ただいま機械が故障しておりまして、1時間ほどで直ると思います。先に大浴場のほうを御利用になってください」 だ、そうです。ぬるくなってるそうなので、先にプラン特典の笹だんご食べたりお茶飲んだり。 窓側の椅子に座っていると、花台程度の窓辺に雪が積もっているのを発見。 わは〜い♪ さっそく遊ぶ。 かき集めてミニ雪ダルマ作りました。 だって東京は雪がないんだもの〜〜〜。 ちなみに、雪は2月に入ってようやくどさーっと降ってくれたそうです。 2月に入ってって……、この日2日なわけなので、前日に降ってくれたんですね〜。いや〜ギリギリセーフ? しばし楽しんだところで、大浴場にむかうことに。 広々とした木のお風呂で、天井も高く、景色……は曇って見えなかったけど、なかなかよいお風呂。 人によっては少し熱めだったようですが、私はちょうど良かったわぁ〜。
水分補給をして、一度部屋に戻り、1階へと移動。 雪見〜の目的を果たすべく、露天風呂へGo!なのです。 こちらの宿の湯は、露天が3種類、内風呂が2つに、足湯。それから小さな小屋にあるお風呂の系7つ。 まずは露天1つめ。こちらは朝夕で男女入れ替え制なので、明日になると入れない場所。 ――と、うわっ、機械が直ったタイミングで人がわさわさーっ。 寒い寒い〜! と雪崩込むように湯に浸かったけれど、人が多くてちょっぴり窮屈でした。うぅ、残念。 続いては露天2つめ。 こちらは今日も明日もずっと女性専用な場所。 どれどれ〜と入ってみると……。アレ、誰もいない。 みんな最初に入ったほうの露天に流れてたみたいです。通路の途中にあったので、戸が閉まっていたのが入りにくく感じたのかも? おかげでのんびーりゆったーり入ることができました。 積もった雪に手形つけたり足型つけたり。 お子ちゃまか! な行動しながらしばらく満喫しました。 お部屋に戻って一息ついて。 お食事タイムに突入です。 こちらは部屋食or囲炉裏料理。私たちは部屋食コース。 仲居さんがせっせせっせと料理を運んできて、テーブルの上に乗せようと…… ガシャーンッ! …………。 何か割れた。 仲居さんアタフタアタフタ。 料理は無事だったご様子。 メニューと前菜、お刺身に小鍋を置いて、せっせせっせと割れた何かのお片づけ。 せっせっせっせ……。 「他のお料理は温かいうちお持ちします」 だったか。追って持ってきてくれるらしいので、先にメニューと睨めっこしながらお食事開始。 ……て、アレ? 刺身と醤油小皿があるのに醤油がない。 お鍋は火をつけたばかりだし……、うむ、前菜を食べることに。 もぐもぐもぐもぐ……。 続いての料理が届くと同時に、醤油も届きました。 あぁ……、割れたのは醤油刺しですか……。 そのあともしばらくせっせせっせと床に破片のないようにと拭いてから、部屋を出て行きました。 実はこのとき……、鍋の取りざらにまで破片が飛んでいた……なんてことは、誰も気づいてなかったわけで。あとで気づいてびびった私でした。 さて、そんなアクシデントのありつつの夕食でしたが、味は文句なしで、メニューが添えられていたこともあり、どれがどの料理かなぁ〜なんて楽しみながら食べることもできました。 恒例のお食事一覧でございます〜。
ぜんまいの油炒め ふき地竹練田舎煮 あいこ海老の白和え 行者にんにく軍鶏巻 しめじコーン和えシュー皮詰め 刺身(牡丹海老・鮪・寒八) 山菜雉鍋 魚のえのき挟み杉板焼き ふきのとう味噌 福島牛と大根のべっ甲煮・うど・海老芋 揚げ物(河豚黄味揚げ、ふかひれ唐揚げ、 吉次〈きんき〉白扇揚げ、 しめじ・シシトウ・ゴボウ唐揚げ) 胡麻豆腐蕪蒸、蕪の葉銀あん ご飯・味噌汁 柿の寒天寄せ、柿 食後しばらくすると、お布団を敷いてくれたものの。 ここで布団にばふっとすると眠る自身があったので、椅子にてくつろぎタイム。 暗くなった外の灯篭がなかなかに綺麗でした。 おなかが落ち着いたところで、先にお土産物色。その後、本日最後のお湯へ。 こんどは内風呂のもう一つに入ってみることにしました。 こちらは小さめでしたが、他に人はいなかったのでのんびり。 残るお湯は明日にのこして、1日目は就寝〜。 迎えた朝は、6時過ぎに起床。 同行者は6時前に起床。先にお風呂に行くのを見送りましたわ。 私は6時半ごろ大浴場に向かいました。 うっわ、真っ白ー。な浴場に白いお湯にのへーっとしてきました。 源泉の温度が少し高めなので朝とかはやっぱ少し熱めかな。でも朝はかえってそのほうが心地よかったです。 戻って一息ついたところで朝食タイム。 8時頃が混んでいるということだったので7時半ぐらいからのお食事にしました。 しかし……宿の朝食って漬け物・佃煮系が多いのよね……。 でも食べきったー! あとで喉かわきそうだけど。 食後少し時間をおいてから、他の客が朝食or朝食直後なのをいいことに露天風呂にゴーです。 昨日混んでいた露天風呂にまっしぐら。 ここは男女が入れ替わったので、昨日とは違う側のお風呂ですが、こっちの方がパンフレットで綺麗に写っていた方なのです。 入ってみれば誰もいない。 これはチャーンス! せっかくなので写真撮ってみました。 続いて入った小屋にあるお風呂も撮影。誰もいなかったんですもの。 こちらは脱衣場と浴槽が隣り合った変わった造りでした。古くからあるお湯だそうですよー。 こちらも貸し切り状態だったのでパシャリ。
しっかりお湯を堪能し、コーヒーを飲んでくつろいで。 予約していた送りのバスに乗り込んで福島駅へ。 この日の天気は良く、お日様の光に、昨日足跡つけて遊んだ雪はほとんど溶けてしまっていました。そういえば宿の方でも、窓辺の雪がほとんど溶けて、昨日作った雪ダルマも暑そうにしていましたね……。 ほかほか暖かな日差しを歩き、近くのスーパーでハーフ食パンを購入、ついでに今川焼きと餅焼きとお茶を購入。 椅子に座ってオヤツを堪能したところで、親水公園へと向かいました。白鳥号という専用バスがあったのでそれを利用です。 そのバスの名からわかると思いますが、目的は白鳥です。白鳥の飛来地なんですね〜。 カモもいっぱいでした。 購入してきた食パンを手に、カモを踏まないように先へと進む。 ガサガサッとやると、 「ちょうだーい」 という顔で見つめてくる白鳥とカモ。 こ、これはたまらん……っ! 2人で3枚の食パンを持っていったのですが、これは1人で1袋の食パンでよかったです。
現地でも売っていたので、追加購入しても良かったかもしれんです。 手から直接食べてくれたり、つぶらな瞳で見つめられたりと。 なかなかゆっくりと楽しめました。 この日の白鳥は910羽だったようです。 昨年の同じ頃にはは1100羽程度いたようです。今年は暖冬の影響で少ないのかな。 白鳥と戯れたあとは路線バスで福島駅に戻ります。 あ、290円だった……。白鳥号より路線のが安かったのね。ちょっとくやし。 お昼は定食にてすませ、バスは程よい時間がなかったのでタクシーで民家園に向かいました。四季の里と迷ったのですけどねー。 20分ちょいタクシーに揺られたどり着いたのはあづま総合運動公園。 公園の敷地内にあるので、少し歩いてから到着です。 わざと雪の残っている方を歩いて……、突然氷になったところに出くわし、普通の靴ででスケート場に入り込んじゃったような不思議な歩き方をしたり(なんとか転ばなかった……)、足跡つけて遊んだりしながら到着。 ……また、他に客いなかったー。 その分のんびりゆっくりまったりと移築してきたという古き良き建物を見物です。 昔の農具や小物も置いてあり、その地位ごとの建物の違いも見ることができ楽しめました。芝居小屋もありました。
中を歩いていると、一体自分はどこにいるんだろう……なんて、不思議な気分になることもできました。 毎度のことながら……、あとで知ったのですが。 正面からだけチェックした芝居小屋(旧広瀬座)は、舞台の裏側の板に、当時の役者たちの落書きが残されていたそうな。 また、今でも毎年この小屋を使って伝統芸能の公演なんかをしているらしいですよ。 それから……、宿だーと適当にみていた割烹旅館(旧紅葉館)は実は福島の歴史上重要な舞台となったところだそうです。その頃の名前は客自軒。奥羽征討軍の世良修蔵を仙台藩主が襲撃し、客自軒に引き立てたあと、阿武隈川のそばで惨殺した……という事件。1868年のことだそうです。 さぁ帰りは。 フリー区間で、手をあげればバスが止まってくれる区間になっていて、おおよそバスの到着時間にその場所に行けばOKです。 余裕を持ってバスのくる通りに向かったら、20分前に着いてしまった……。 20分間待ちぼうけ。 民家園は私たちが出て間もなく閉まってしまい、他にはジョギングや犬の散歩をしている人がいるぐらい。 バスが早く通過しても困るので、へたに道を離れるわけにもいかず……。うぅ。こういうとき車があるって良いなぁ……て思ってしまうのです。 しばらくうろうろとしていると、客が1人しか乗っていないバスが到着。 手を上げて乗り込むことしばし。 先に乗っていたのは客じゃなかったと気づく……。 本数がやたら少ないわけだけど。 利用者もやたら少ないことに気づいたのです。駅まで行くバスだけれど、途中利用者1人でしたわ……。 さてさて。駅に戻ってからはお買い物。 それから電車の時間までのんびりコーヒータイム。……て、飲んだの紅茶だけど。 引換券で駅弁をもらって、もぐもぐ食べながらの帰宅となりました。 今回はなんだかトラブルが多かった気がしますが、目的だった雪見温泉でたっぷり癒されました。 観光という意味では……しっかり調べていた白鳥以外は電車・バスに待たされまくりな感じでしたね。一本逃すとなかなかきついですな……。うぅ。 実は候補に、「冬のぶらり福島号」というバスで移動できるコースを使用する……というのもあったのですが、宿を早く出なくてはならないのを考えてやめてしまいました。 利用していたほうが効率は良かったかも?
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